暮らしとセンプレ 第37回 日常使いの食器で、肩肘張らないお正月テーブル

暮らしとセンプレ 第37回 日常使いの食器で、肩肘張らないお正月テーブル

HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)他

12月に入ると気になりだすのが、お正月の準備。クリスマスでキラキラ美しい街並みを余所目にしながら、心の中ではお正月どうしようかと気持ちばかりが焦っている。カレンダーとにらめっこしながら、いつ年賀状を書いて、いつ大掃除して、いつおせちの用意をしようか…などと、毎年悩ましい。おせちのメニューを考えながら、昔買った重箱を探す。確か食器棚の一番上に仕舞ったはずなのだけれど、なぜか見当たらない。おかしいな。去年のおせちは娘のバイト先のお重入りのものだったので、確か使わなかった。その前の年はどうだったっけ?あれこれ頭をひねり記憶を辿っていると、段々面倒臭くなってきた。別にお重に入れなくたって良いよね?最近ではワンプレートおせちなんていうものも流行ってるし。そんなことを思いながらSEMPREのオンラインショップを眺めていたら、ふと目に止まった食器があった。HASAMI PORCELAIN。長崎・波佐見焼の老舗である西海陶器とL.Aを拠点とするデザイナー篠本拓宏(tortoise)がコラボレーションして生まれた、人気のテーブルウエアシリーズだ。ちょっと武骨かなって思うほどシンプルで男性的なフォルム。けれどもしっかり使いやすいように計算されたサイズ感。温かみのある質感で、半磁器なので丈夫。もちろん電子レンジも食洗機も使えるので、毎日ガンガン使う器としてはもってこいの食器だ。そうだ、これを使ってお正月のテーブルを作ってみよう。お正月だからといって肩肘張らず普段使いの食器でおしゃれに盛り付けられたら、ちょっと嬉しい。漆器や金銀が施された器はそれはそれでとても素敵なのだけれど、どうしても扱いに気を使う。でもHASAMI PORCELAINなら余計な気遣いは必要ない。気軽に使えるのは気分的にもかなり楽だ。
ということで今回は、HASAMI PORCELAINをメインに使ったお正月テーブルのご提案です。