暮らしとセンプレ第39回 時に追われる現代人へ、ヤコブセンからの贈り物。

暮らしとセンプレ第39回 時に追われる現代人へ、ヤコブセンからの贈り物。

アルネ ヤコブセン テーブルクロック

スマホのおかげで時計をあまり使わなくなくなった。どこへでも持ち歩け常に正確な時刻を表示してくれるスマホは、本当に便利だ。おまけにアラームも付いているし、タイマーにもストップウォッチにもなる。しかし、それでも掛け時計だけは別だったりする。掛け時計の最大の利点は、その部屋のどこにいても一瞬で時間がわかるというところ。家の中ではスマホは大抵置きっぱなしだし、また時間を知りたいだけなのにいちいち起動するのも面倒。なので我が家でも掛け時計だけは、リビングの壁にずっと掛かっている。だが、置き時計となると話は違ってくる。それこそスマホがあれば十分なので、いつの間にか家の中からも姿を消した。なのであえて置き時計を使う理由があるとするなら、それはインテリア性やデザイン性、デジタルにはないアナログな存在感が魅力だったりするのかもしれない。